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【上尾の歯医者で虫歯治療】虫歯が引き起こすリンパ節のしこりについて

虫歯が痛むものの、歯科クリニックに足を運ぶことができない方は多いです。
特に過去の虫歯治療で辛い思いをした方は、なかなか重い腰が上がらないものです。
しかし虫歯を放置していると、口内以外にも症状が出始めることがあります。
今回は、虫歯が引き起こすリンパ節のしこりについて解説します。

リンパ節の概要

リンパ節は、身体中に存在する豆状の小さな器官です。
免疫機能を担う免疫器官の一つで、リンパ液に含まれる異物をろ過して排除し、身体を守る働きがあります。

首や脇、股などに多く点在していて、大血管の周囲や内臓に出入りする血管に沿って集まっているのが特徴です。

また主要なリンパ節には耳下腺リンパ節や顎下リンパ節、頸リンパ節や腋窩リンパ節などがあります。

虫歯でリンパ節にしこりができた場合の原因と症状

虫歯の影響でしこりができるリンパ節は、主に首のあたりにある頸リンパ節です。

虫歯の症状が悪化すると、口内環境を悪化させるだけでなく、身体中に細菌が巡ることがあります。
このときリンパ節炎への感染が見られると、腫れたりしこりができたりします。
こちらの疾患は、化膿性リンパ節炎と呼ばれるものです。

またリンパ節炎にしこりができた場合、その部位を押すと痛みが生じることもあります。
さらに、38度以上の高熱が発生するケースも珍しくありません。

リンパ節にしこりができるということは、身体の免疫機能がうまく作用していないことを意味しています。
そのため、ひどい倦怠感や高熱が見られるようになるという仕組みです。

リンパ節にしこりができた場合の治療法

虫歯によってリンパ節に腫れやしこりが生じた場合、抗生物質やドレナージによる治療を行います。

抗生物質は、細菌やウイルスによる感染症に効果がある薬です。
しこりだけでなく、倦怠感や高熱などの症状も改善してくれます。
ただし抗生物質はあくまで対症療法であるため、リンパ節のしこりの原因となっている虫歯を治療するものではありません。

またドレナージは、膿を排出するために腫瘍を切開したり、歯を抜歯したりするものです。
症状が重篤な場合には、点滴をしながら行うこともあります。

まとめ

虫歯は非常に怖い疾患です。
「痛いのを我慢すれば良いだけ」などと考えて放置していると、リンパ節のしこりなど別の疾患に悩まされる可能性があります。
また初期虫歯ならまだしも、一度歯に穴が開いた虫歯は、自然に治ることがありません。
痛みが消えたとしても、それは神経が死滅しただけであるため、必ず歯科クリニックで治療を受ける必要があります。

【上尾の歯医者で虫歯治療】虫歯になりにくい箇所を磨く際の注意点

奥歯や歯と歯の間、詰め物や被せ物の周辺などは、虫歯になりやすい箇所として知られています。

そのため、他よりも丁寧に磨いているという方は多いでしょう。

一方、歯の中には比較的虫歯になりにくい箇所というものも存在します。

今回は、虫歯になりにくい箇所の概要とこちらを磨く際の注意点について解説します。

 

虫歯になりにくい箇所はどこ?

 

他の歯と比べて虫歯になりにくいのは、歯の平滑な部分、上の奥歯の頬側と下の前歯の裏側です。

歯の平滑な部分とは、言い換えると歯が噛み合う部分、食事などで使う平面の部分、外側から見えている歯面を指しています。

こちらは大きなくぼみや見えにくい部分が少なく、なおかつ唾液の自浄作用が効きやすいため、清潔な状態が保たれやすいです。

また上の奥歯の頬側、下の前歯の裏側は、唾液腺がすぐ近くにあります。

唾液腺は文字通り唾液を分泌する臓器であり、その近くの歯は食べカスやプラークが洗い流されやすいため、必然的に虫歯のリスクは下がります。

 

虫歯になりにくい箇所を磨く際の注意点

 

上記の虫歯になりにくい箇所を磨く場合、まず注意したいのは、間違った方法でブラッシングをすることです。

いくら虫歯になりにくいとはいっても、ブラッシングが適切でなければ食べカスやプラークは蓄積され、虫歯を発症しやすくなります。

まず意識したいのは歯ブラシの持ち方です。

こちらはペングリップという、ペンを持つときの持ち方がおすすめです。

また平滑な部分などを磨く際は、歯ブラシを歯面に対して垂直に当て、小刻みに振動させて磨くことにより、効率的に汚れを落とせます。

 

虫歯になりにくい箇所におすすめのフッ素塗布

 

虫歯になりにくい箇所はついついブラッシングがおろそかになりがちなため、フッ素塗布を行うのもおすすめです。

フッ素塗布は、歯科クリニックで行われる施術の一つで、高濃度のフッ化物ゲルを歯面に塗布します。

こうすることで歯の再石灰化を促し、虫歯に対して抵抗力を上げることができます。

さらにフッ素の効果は、セルフケアでも得ることが可能です。

具体的には、フッ素配合の歯磨き粉を使用したり、フッ素入りのマウスウォッシュを使用したりする方法です。

 

まとめ

 

歯の凸凹している部分、歯ブラシが届きにくい部分については、しっかり意識してブラッシングをしている方も多いでしょう。

しかし、そればかり意識してしまい、本来磨きやすい部分のブラッシングが不十分になってしまっては意味がありません。

歯列全体をキレイにすることを意識して初めて、虫歯を予防するための適切なブラッシングが可能になります。

【上尾の歯医者で虫歯治療】虫歯治療時に発生する初診料について

初めて訪れる歯科クリニックで虫歯治療を受ける際には、初診料というものが発生します。

そのため、一般的には2回目以降の通院より、初回の通院の方が費用は高くなります。

では、一体なぜ初診料が発生するのでしょうか?

また初診料の金額はいくらぐらいなのでしょうか?

今回はこれらの点について解説します。

 

虫歯治療時に初診料が発生する理由

 

初めて虫歯治療を受ける際に初診料が発生するのは、初回の通院時にのみ必要な検査などがあるからです。

虫歯を治療すると言っても、来院していきなり歯を削るわけではありません。

まずは口内の状態をチェックするために、歯科医師による診察やレントゲン撮影などを行う必要があります。

初診料には、これらの費用が含まれています。

またその他で言うと、虫歯治療の計画を立てるという重要な工程かかる費用も、初診料の一部です。

つまり歯科医師が専門性の高いサービス、治療を提供するための費用が初診料だということです。

 

虫歯治療時の初診料の費用相場

 

虫歯治療時に発生する初診料は、保険適用(3割負担)の場合で3,000~4,000円ほどです。

決して高い金額ではありませんが、保険適用の虫歯治療費と同じくらいの金額がかかることを考えると、そこまで安くはないとも考えられます。

また初めて歯科クリニックを訪れた場合、さまざまな検査を行った上で、当日中に虫歯治療が開始される可能性もあります。

その場合、初診料に虫歯治療費が上乗せされるため、保険診療でもトータルで10,000円近くかかることも考えられます。

 

初診料が発生するケース

 

虫歯治療時に初診料が発生するのは、何度も言うように初めて歯科クリニックを訪れたときです。

しかし実際はそれだけでなく、以前訪れたことがある歯科クリニックであっても、前回と異なる治療を受けた場合は初診料が発生します。

例えば以前親知らずを抜いたことがある歯科クリニックで虫歯治療を受ける場合、虫歯治療に関しては初めてであるため、初回は初診料を支払わなければいけません。

また同じ治療を受けていた場合でも、前回の来院から3ヶ月以上期間が空いた場合や、患者さん都合で1ヶ月以上治療が中断したときなども、初診料を支払う必要があります。

 

まとめ

 

初めて虫歯治療を受ける際、初診料がかかることを計算に入れておらず、当日お金が足りなくなるというケースが見られます。

また初診料は前述の通り、来院したことがある歯科クリニックでも発生するケースがあるため、初回はある程度手持ちの金額に余裕を持って来院しましょう。

ちなみに初回来院時は、保険証などを持参することも忘れてはいけません。

【上尾の歯医者で虫歯治療】虫歯治療中に避けるべき血行が良くなる行動とは?

虫歯治療は、1回の治療ですべて完了しないケースが多いです。

保険診療の場合、1日にできる施術には限りがあるからです。

また虫歯治療中は、完治するまで日常生活の行動にも気を付ける必要があります。

今回は、虫歯治療中に避けるべき血行が良くなる行動について解説します。

 

長時間の入浴、サウナ

 

虫歯治療中は、長時間の入浴やサウナをできるだけ避けるべきです。

これらの行動は、血行を良くして治療箇所の痛みを引き起こす原因になります。

重度の虫歯を治療する場合、根管治療という歯の根の治療を行いますが、根管治療を行っている場合は特に長時間の入浴やサウナの影響を受けやすくなります。

また血行が促進されると、痛みが増すだけでなく患部からの出血が止まらなくなることも考えられます。

こちらは虫歯治療の当日に起こりやすいトラブルです。

 

マッサージ

 

趣味としてマッサージに通っているという方もいるかもしれませんが、こちらも虫歯が完治するまでは控えるべきだと言えます。

マッサージで筋肉が緩むと、血管が拡張して血行が良くなり、前述したようなトラブルにつながります。

また虫歯治療中は、店舗でのマッサージだけでなく、患者さん自身で顔周辺のマッサージを行うことも避けるのが無難です。

ちなみに虫歯治療中は、歯根部の結合組織が脆弱になっている可能性があるため、強い顔周辺のマッサージを行うと損傷させる可能性もあります。

 

飲酒

 

虫歯治療中に避けるべき血行が良くなる行動としては、飲酒も挙げられます。

虫歯治療がまだ完了していない場合、飲酒によって血流が良くなり、痛みが増す可能性が高まります。

また飲酒する方の中には、「アルコールで患部を消毒できるのでは?」と考えている方もいるかもしれませんが、こちらは間違った考え方です。

殺菌消毒効果が期待できるアルコール度数は70%であるため、患者さんが普段飲んでいるようなお酒で消毒することはできません。

ちなみに虫歯治療中の飲酒を避けるべき理由としては、ブラッシングをおろそかにしやすくなることも挙げられます。

飲酒後、気分が良くなったり眠くなったりしてブラッシングをせずに眠ってしまうと、仮詰めの下や別の箇所で虫歯を発症する可能性があります。

 

まとめ

 

虫歯治療中は、当然ですがまだ虫歯が完全に治っていません。

そのため、虫歯を発症した時点と同じくらい、日常生活には気を遣う必要があります。

また虫歯が完治したとしても、ブラッシングなどのセルフケアは一生涯行わなければいけません。

もちろん、甘いものを食べすぎないなど食事内容にも注意しなければ、またすぐに虫歯を発症してしまいます。

【上尾の歯医者・小児歯科】子どもの虫歯の進行スピードについて

子どもの歯は、生後6ヶ月頃から生え始めます。

そのため、親御さんは実際生えてくる前に、乳歯の特徴について知っておくことが大切です。

また乳歯の特徴の一つに、虫歯の進行するスピードが速いということが挙げられます。

今回は、具体的な進行スピードやその他の特徴などを中心に解説します。

 

子どもの虫歯の進行スピードはどれくらい?

 

子どもの虫歯の進行スピードは非常に速く、エナメル質のみの虫歯が次の段階に移るまでの期間は半年程度です。

またそこから進行はさらに加速し、数ヶ月程度で虫歯は神経にまで達します。

このように急速に虫歯が進行する理由は、子どもの歯の構造が関係しています。

乳歯は歯の一番外側の組織であるエナメル質の厚さが、永久歯の半分しかありません。

そのため、穴が開きやすくなおかつ進行しやすいのです。

 

子どもの虫歯は発症にも気づきにくい

 

子どもの虫歯は進行スピードが速いだけでなく、発症していることにもなかなか気付きにくいです。

こちらは痛覚が未発達であることが理由です。

子どもは大人と比べてまだ痛みを感じにくいため、虫歯を発症してから気付くまでに時間がかかりやすいです。

そのため、気付いた頃には中程度にまで進行しているケースがよく見られます。

また、虫歯の痛みは出たり引いたりを繰り返します。

子どもが「痛い」と言っても、次の日にはある程度治まっていることがあるため、ついつい親御さんは見逃しがちになります。

 

子どもの虫歯の進行スピードが速まる原因

 

ただでさえ乳歯の虫歯は進行スピードが速いですが、ブラッシングが不適切だとさらにそのスピードは速まります。

ブラッシングができていないとプラークが残存し、虫歯菌も多くなります。

虫歯菌の量は虫歯の進行速度と比例するため、親御さんはしっかり仕上げ磨きを行い、子どものブラッシングをサポートしなければいけません。

また虫歯菌のエサとなる糖質を摂り過ぎると、虫歯菌の活動はさらに活発になり、虫歯の進行速度が速まります。

その他ダラダラと時間をかけて食べることや、あまり噛まずに飲み込む癖があることも、虫歯の進行速度が理由として挙げられます。

 

まとめ

 

子どもの虫歯はいつの間にか発症し、いつの間にか重症化しているケースが多いです。

そのため、日頃から歯科クリニックに通い、早期発見・早期治療を心掛けることが大切です。

また乳歯は虫歯になりやすいことから、1箇所発見してもまた別の箇所で見つかる可能性が高いです。

このような事態を防ぐためには、やはり親御さんが十分な知識を持って仕上げ磨きを行い、食生活にも気を遣う必要があります。

【上尾の歯医者で虫歯治療】炭酸ガスレーザーのメリットとは?

歯科クリニックの虫歯治療では、ドリルやスケーラーなどさまざまな器具が使用されています。

また歯科クリニックによっては、さらに治療の精度を上げたり幅を広げたりするために、高性能機器が導入されていることもあります。

今回は、炭酸ガスレーザーの概要やメリットについて解説します。

 

炭酸ガスレーザーの概要

 

炭酸ガスレーザーは、歯科治療においてさまざまな効果を発揮する機器です。

炭酸ガスを媒体として光を発生させ、歯や口内の治療を行います。

また炭酸ガスレーザーの光には、安全性が高いという特徴があります。

光はほとんどが水分に吸収され、レーザーの影響が身体の組織の深部にまで到達することはありません。

歯科治療においてレーザー治療の歴史は古く、ある資料では約50年前から存在していたとされています。

活用自体はこれまで非常に遅れていましたが、ここ最近はレーザーの研究が進むにつれ、徐々に炭酸ガスレーザーの応用が広まってきました。

 

炭酸ガスレーザーのメリット

 

炭酸ガスレーザーの光を照射することにより、細胞や組織が活性化され、患部の治癒が促進されます。

また照射された部分は温められるため、術後の痛みを緩和してくれる効果もあります。

さらにレーザー光には殺菌作用もあるため、虫歯や歯周病などで炎症が起きている部分の殺菌・消毒にも有効です。

こちらの殺菌作用は、歯科治療時における感染症などのリスクを低減することにもつながります。

ちなみに虫歯治療で切開を伴うことはそれほどありませんが、レーザーには止血効果があり、歯茎の切開時や抜歯時の出血を減らすことができます。

 

炭酸ガスレーザーが活用できる治療

 

炭酸ガスレーザーは、一般的な虫歯治療というよりは、歯の根の治療に用いられることが多いです。

虫歯が重度にまで達している場合、歯の神経を除去しなければいけないことがありますが、この際には炭酸ガスレーザーの治癒促進、殺菌・消毒効果などが役立ちます。

またその他でいうと、重度の歯周病における外科治療や親知らずの抜歯など、痛みや出血が伴いやすい治療で活用されるのが一般的です。

さらに炭酸ガスレーザーは、口内炎やヘルペスの治療、知覚過敏の緩和などにも効果を発揮します。

 

まとめ

 

歯科クリニックで治療を受ける場合、まずはその治療を取り扱っているか、料金はどれくらいかなどを確認します。

またそのときには、炭酸ガスレーザーのような機器を取り揃えているのか、歯科クリニックのホームページなどを見て確認すると良いでしょう。

そうすることで、同じ治療であっても、より高精度の治療を受けられる可能性が高くなります。

【上尾の歯医者で歯周病治療】歯茎の色が悪くなってしまう原因は?

健康な歯茎は薄いピンク色をしていて、キュッと引き締まっています。

硬さとしては、指先で触ると少し硬さを感じる程度です。

しかし口内にトラブルが生じると、歯茎の色が変わってしまい、見た目が悪くなる可能性があります。

今回は、なぜ歯茎の色が悪くなるのかについて解説します。

 

歯周病

 

歯周病といえば歯茎の腫れなどが主な症状として知られていますが、場合によっては歯茎の色が悪くなることがあります。

具体的には、赤紫や赤黒い色に変色するケースが多いです。

歯周病を発症すると、歯茎は炎症を起こしてブヨブヨした状態になります。

そこから進行すると、歯茎から出血して口内に溜まった歯石と血液が混じり、歯茎が赤黒く変色します。

さらに重症化した場合、歯茎の根元が露出して歯石が付着し、黒や濃い茶色の縁下歯石が形成されます。

 

喫煙

 

歯周病を患っていなかったとしても、喫煙をしていると歯茎の色は悪くなってしまいます。

こちらはタバコに含まれるニコチンの働きによるものです。

健康な歯茎が薄いピンク色をしているのは、歯茎の中にある毛細血管が透けて見えるからです。

しかし喫煙を行うと、有害物質であるニコチンの影響で毛細血管が収縮し、血管内を流れる血の量が減少します。

そのため、歯茎が黒ずんで見えるようになります。

また喫煙すると、有害物質から歯茎を保護するために、メラニン色素がつくられます。

通常メラニン色素は体内のビタミンCによって抑制されますが、喫煙するとビタミンCが一気に消費されるため、徐々に色素の沈着が起こりやすくなります。

 

メタルタトゥー

 

メタルタトゥーは、過去に口内に装着した詰め物や被せ物の金属が錆びてしまい、歯茎に溶け出す現象です。

まるでタトゥーのように、歯茎に黒っぽい色が沈着してしまうことからこう呼ばれています。

特に保険診療の虫歯治療で使用される素材は、銀歯など金属が使用されているものが多く、メタルタトゥーが起こりやすいです。

ちなみに、オールセラミックなど金属素材でないものはメタルタトゥーのリスクがありませんが、メタルボンドなど金属を含むものは発症する可能性があります。

 

まとめ

 

以前より歯茎の色が悪くなったと感じる方は、口内で何らかの問題が発生している可能性が高いです。

そのため、変色以外の自覚症状がなかったとしても、とりあえず歯科クリニックを訪れるべきです。

特に歯周病が進行している場合、早めに治療を受けなければ手遅れになり、歯が抜け落ちてしまうリスクが高まります。

歯が抜け落ちるほど進行した歯周病は、基本治療だけでは回復が見込めず、外科治療を受けなければいけません。

【上尾の歯医者で根管治療】根管治療に用いるラバーダムのメリットは?

ラバーダムは、正式にはラバーダム防湿と呼ばれるものです。

具体的には根管治療を行う際、ゴムのシートのようなものを患者さんの口の周りに張り、根管治療の対象となる歯のみを露出させるというものです。

今回は、根管治療に用いるラバーダムの主なメリットについて解説します。

 

細菌感染を予防できる

 

ラバーダムにおける一番のメリットは、根管治療中の細菌感染を予防できるという点です。

口内には虫歯菌や歯周病菌など、多くの細菌が棲んでいます。

このような環境で治療を行うと、治療したい歯や神経、根っこの部分に対し、唾液とともに細菌が混ざり込んでしまう可能性があります。

根管治療は、いかに細菌を除去できるかがポイントになるため、このような環境はあまり芳しくありません。

一方ラバーダムを使用すれば、唾液や呼気に含まれる細菌が根管に入り込むことを防ぎ、細菌感染も予防できます。

 

治療の精度が高まる

 

根管治療の精度が高まることも、ラバーダムを使用するメリットの一つです。

こちらは治療する歯が見えやすくなったり、歯茎や頬を傷つけにくくなったりするからです。

口内は光を当てていても暗く、経験豊富な歯科医師であっても治療の際はかなりの集中力が必要になります。

ラバーダムを用いることで頬や唇、舌などがゴムのシートで排除されるため、奥歯などの見えにくい箇所の根管治療も成功率が上昇します。

またラバーダムで歯以外の歯周組織を避けることにより、器材によって患者さんの口内を傷つけるリスクも軽減されます。

さらに根管を消毒する薬剤が漏れ、歯周組織に炎症などが起こるのも防げます。

 

器具の誤飲や誤嚥を防止できる

 

ラバーダムを使用した根管治療では、治療に使用する器具の誤飲や誤嚥も防ぎやすくなります。

根管治療では、リーマーやファイルといったサイズの小さい器具を使用する機会が多いです。

またこれらを頻繁に取り換えながら治療を進めるため、ふとした瞬間に口内に落下するリスクがあります。

このとき器具を誤飲すると、消化管を傷つけたり、気道に入って感染を引き起こしたりすることが考えられますが、ラバーダムを使用すれば誤飲や誤嚥は予防できます。

 

まとめ

 

根管治療は、いかに細部まで細菌を除去できるかがポイントになります。

そのため、細菌感染を防ぎやすいラバーダムは必須のアイテムだと言えます。

またスムーズな根管治療、患者さんの安全性の確保を実現するにあたっても、ラバーダムは高い効果を発揮します。

日本ではそれほど多く採用されていませんが、根管治療を受けるのであれば、ラバーダムを提供している歯科クリニックを選ぶべきです。

【上尾の歯医者・歯科口腔外科】ニコチン性口内炎とは?

ある日突然口内炎ができてしまい、食事を美味しく食べられなくなることは、誰もが経験しているかと思います。

また口内炎にはさまざまな種類があり、栄養不足やストレスなどで発症するものが一般的ですが、中には特殊なニコチン性口内炎というものがあります。

今回はニコチン性口内炎の概要や特徴、治療法などを解説します。

 

ニコチン性口内炎の概要

 

ニコチン性口内炎は、慢性的な喫煙習慣によって発症するタイプの口内炎です。

タバコの煙にはニコチンという成分が含まれていますが、こちらは血管を収縮させ、局所への血液の供給量を減らす作用があります。

喫煙時には口内に大量のニコチンが広がるため、こちらの影響により、少しのきっかけで口内炎ができてしまいます。

またタバコの呼気には熱があるため、口内を乾燥させて口内炎ができやすい環境が出来上がってしまう原因になります。

 

ニコチン性口内炎の特徴

 

ニコチン性口内炎は、一般的なアフタ性口内炎とは違い、病変部にものが触れたときの痛みを感じることがほとんどありません。

そのため、自覚症状がない方も多いです。

見た目については、口内の粘膜が白っぽくなるのが特徴であることから、口蓋ニコチン性白色角化症とも呼ばれています。

またニコチン性口内炎は、自覚症状が乏しいことから、ガン化するリスクが高いです。

いつのかにかガンが進行していたというケースも珍しくないため、口内の一部に白い病変が見られる場合、早急に歯科クリニックに相談しなければいけません。

 

ニコチン性口内炎の治療法

 

ニコチン性口内炎の症状を緩和させるには、まず禁煙することが大切です。

ニコチンの作用によって口内炎ができやすい口内環境になっているため、禁煙するだけでもある程度症状は改善します。

また口内炎用の軟膏を塗ったり、ビタミンを中心とした栄養剤を摂取したりすることでも、ニコチン性口内炎の症状は良くなることが考えられます。

さらに歯科クリニックで治療をする場合は、レーザー治療が採用されることが多いです。

レーザー治療は口内炎にレーザー光を照射することにより、殺菌や痛みの改善という効果が得られるというもので、主に重症化した口内炎に用いられます。

 

まとめ

 

ニコチン性口内炎は、普段しっかり口内を鏡でチェックしていなければ、そもそも発症したことにも気づきません。

また放置すると別の疾患のリスクが高まるため、必ず歯科クリニックで治療しましょう。

ちなみに歯科クリニックで用いられるレーザー治療は、重症化した口内炎に適用されるため、こちらの治療を受ける前に症状を改善するのが理想的です。

【上尾の歯医者で虫歯治療】予約せずに虫歯治療を受けることは可能?

虫歯治療を受けたい方の中には、ある日突然歯が痛み出してしまった方もいるかと思います。

またそのような方は、どうしても早急に治療を受けるために、予約なしで歯科クリニックを訪れようと考えることもあります。

では、予約せずに歯科クリニックで虫歯治療を受けることは可能なのでしょうか?

 

予約せずに虫歯治療は受けられる?

 

ほとんどの歯科クリニックは予約制ですが、予約せずに虫歯治療を受けることは不可能ではありません。

急患の場合、そのまま来院しても対応してもらえることがあります。

もし受診をしたいのであれば、まず歯科クリニックに電話で連絡し、「急な痛みがあるため受診したい」という旨を伝えましょう。

何の連絡もなく飛び込みで来院するより、電話をした方が歯科クリニックも準備ができますし、キャンセルなどで空き時間がある場合には、すぐ対応してもらうこともできます。

 

予約なしの場合の待ち時間は?

 

予約をせずに歯科クリニックを訪れる場合、待ち時間は歯科クリニックの混雑状況やタイミングによって異なります。

一般的には予約している患者さんが優先されるため、予約なしの場合少し長めに待たなければいけません。

特に夕方や土日祝日の場合、多くの患者さんが集中しやすい傾向にあります。

そのため、予約なしでの診療は困難になることが多く、1~2時間以上待たなければいけないことも考えられます。

一方平日の午前中など、比較的空いていることが多い時間帯は、予約していなくてもすぐに診てもらえる可能性があります。

 

予約をしないことのデメリットは?

 

先ほども触れたように、予約なしで歯科クリニックを訪れると、待ち時間が長くなるおそれがあります。

また予約なしでは時間の制約があるため、本来必要な治療をすべて受けられないことも考えられます。

そのため、一時的な処置だけで済ませ、後日改めて予約を取らなければいけないことが多いです。

こちらは、予約して来院するよりも治療費がかさむことにつながります。

さらに混雑している場合は、診察を断られる可能性もあります。

無駄足を避けるためにも、事前予約をしてから歯科クリニックを訪れることをおすすめします。

 

まとめ

 

予約をせずに歯科クリニックを訪れるのは、非常にリスキーな行動だと言えます。

すぐにでも治療を受けたいという気持ちはわかりますが、十分な治療を受けられなければ通院する意味がありません。

また歯科クリニック側としても、治療が必要な患者さんに満足な対応ができないのは不本意です。

急に虫歯が痛んだ場合でも、とりあえず自宅で応急処置を施し、歯科クリニックを予約した上で通院するのがベストです。

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