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【上尾市の歯医者】総入れ歯のメリットとデメリットについて

歯をほぼ全て失った方の多くは、総入れ歯を選択します。

総入れ歯には保険適用と適用外がありますが、それぞれどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

保険適用と適用外の総入れ歯のメリット・デメリットについて解説します。

総入れ歯を作製する際の参考にしてください。

 

保険適用の総入れ歯のメリット・デメリット

 

総入れ歯を作製する際に保険適用されるものは、人工歯と床の両方が歯科用プラスチックのレジンでできているものだけです。

保険適用の総入れ歯のメリットやデメリットについて解説します。

保険適用の総入れ歯のメリットは、下記のとおりです。

 経済的な負担が少ない
 外科的手術が不要
 比較的短期間で完成する

保険適用なので安価に作製できることが、何より大きなメリットといえるでしょう。

患者の経済的負担が少なく、作成コストをそれほど気にせずに済みます。

また、外科的手術が不要な点も安心できるでしょう。

2週間から1カ月程度で完成するのもメリットです。

保険適用の総入れ歯を作製する際は2回歯の型取りをし、患者の歯に装着して調整するだけなので、できるだけ早く失った歯を補いたい方に向いています。

一方、デメリットとして下記の点が挙げられます。

 噛む力が弱くなり、食べにくくなる

保険適用の総入れ歯は、天然歯の時よりも2割から3割の力でしか噛むことができなくなります。

そのため、天然歯の時に問題なく食べられていたものが、総入れ歯になった途端に食べるのに困難を伴うケースがあります。

 

保険適用外の総入れ歯のメリット・デメリット

 

保険適用外の総入れ歯は、レジン以外の中から豊富に選ぶことができます。

全額自己負担になるので費用は高くなりますが、保険適用の総入れ歯とは異なるメリット・デメリットがあります。

その中でも、総入れ歯の床に金属を使用したものについて解説します。

総入れ歯の床に金属を使用した場合のメリットは下記のとおりです。

 食事を楽しめる
 口に入れた時の違和感が少ない
 保険適用の入れ歯よりも長期間の使用が可能

金属にはレジンよりも熱伝導率が高いという特徴があります。

そのため、保険適用の総入れ歯よりも食べ物の温度を感じることができ、食事を楽しめるでしょう。

また、強度が高いため床を薄くすることができます。

口の中に入れた時の違和感が少なく、快適に使用できるでしょう。

人工歯の部分も、硬質レジンやセラミックにすると、摩耗しにくくなるというメリットがあります。

保険適用の総入れ歯で使用されるレジンは柔らかいので擦り減りやすいのですが、他の素材なら摩耗しにくいので長期間の使用が可能です。

一方、デメリットは下記のとおりです。

 コストが高い
 作製に時間がかかる

前述したように、保険が適用されないため治療費は高額になります。

また、保険適用の総入れ歯よりも治療期間が長くなることもデメリットです。

急いで作製したい方にはおすすめできません。

 

まとめ

 

歯をほぼ全て失った場合に選択するケースとして最も多いのは、総入れ歯です。

その際、保険適用と適用外のどちらを選ぶのがいいのか悩む方もいるでしょう。

保険適用の入れ歯は安価かつ短期間で作製できますが、適用外の入れ歯は違和感が少なく、長期間使用できます。

それぞれのメリット・デメリットを把握して、自分が希望する形に近いものを選びましょう。

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