歯科医院の診療科目の1つに、ホワイトニングがあります。
歯科医院で受けられるホワイトニングを、オフィスホワイトニングといいます。
ホワイトニングはセルフでもできますが、歯科医院でホワイトニングを受けると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
オフィスホワイトニングのメリットについて、解説します。
オフィスホワイトニングとは?
オフィスホワイトニングは、歯の表面に歯科医院のみ扱える薬剤を塗布し、特殊な光を照射して歯を本来持つ以上の白さにする治療です。
歯はもともと白いのですが、コーヒーやお茶、ジュースやワインに含まれる色素やタバコのヤニなどが歯の表面に付着すると、徐々に変色します。
歯の表面に付着している汚れだけなら、セルフでできるホワイトニングでも落とすことが可能です。
しかし、歯が持つ本来の色以上の白さにはなりません。
そこで行うのが、オフィスホワイトニングです。
歯科医院で受けられるオフィスホワイトニングの薬剤は、過酸化水素を主成分としています。
この薬剤を塗布して浸透させ、特殊な光を照射することで歯の持つ本来の色以上に白くすることが可能です。
過酸化水素を主成分とした薬剤は、国家資格を持つ歯科医師か歯科医師の指導のもとでのみ歯科衛生士が扱える劇薬です。
セルフでできるホワイトニングでは使用できないため、歯を本来持つ以上の白さにはできません。
オフィスホワイトニングのメリット
オフィスホワイトニングには、さまざまなメリットがあります。
まず挙げられるのが、効果を実感するまでの期間が短いことです。
オフィスホワイトニングを受ける回数は基本的には3回と、少ない回数で効果を実感できます。
もしも効果に満足できなければ、さらに3回ほど受けるといいでしょう。
自分で行うホワイトニングの場合は、効果を実感するまでに必要な回数がもっと多くなります。
それだけでなく、オフィスホワイトニング施術回数を増やしても、歯を本来の色以上に白くすることはできません。
家庭で行うホワイトニングには、限界があるのです。
その点、オフィスホワイトニングは歯科医院へ通院するだけで、歯が持つ本来の色以上の白さになります。
自分で行うセルフホワイトニングは手間がかかるため、面倒になって途中でやめてしまう可能性もあるでしょう。
まとめ
歯科医院で受けられるオフィスホワイトニングは、過酸化水素が主な主成分の薬剤と特殊な光を照射することで、歯を本来の色以上に白くすることができます。
セルフでできるホワイトニングの場合、この薬剤をできないため、何度施術をしてもは何度行っても歯は本来の色にしかなりません。
歯を本来の色以上に白くしたいのであれば、歯科医院へ行き、ホワイトニングの相談しましょう。