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【上尾の歯医者】乳歯と永久歯の大きな違い

乳歯は生後6~8ヶ月頃から、永久歯は6歳ごろからそれぞれ生え始めます。

乳歯も永久歯も同じように見えますが、実は大きな違いがいくつかあるのです。

乳歯と永久歯の大きな違いとは何か解説します。

 

乳歯と永久歯の大きな3つの違い

 

乳歯と永久歯には、下記3つの違いがあります。

 歯の本数
 エナメル質と象牙質の厚さ
 色と大きさ

違いについの詳細を、それぞれ解説します。

 

歯の本数

 

乳歯と永久歯は本数が同じだと思うかもしれませんが、実は違います。

それぞれの本数は以下のとおりです。

 乳歯:全部で20本
 永久歯:最大で32本(親知らずを含む)

乳歯は上下にそれぞれ10本ずつ、合計20本生えますが、永久歯は上下にそれぞれ最大16本ずつ生えてきます。

ちなみに「最大で」と表現したのは、親知らずは人によっては生えてこない可能性があるためです。

親知らずが4本すべて生えてくる人の割合は3割程度といわれているため、人によっては一部が生えてこなかったり、先天的に全く生えてこなかったりするケースもあります。

 

エナメル質と象牙質の厚さ

 

歯の表面のエナメル質とその内側の象牙質を乳歯と永久歯で比較した場合、永久歯は乳歯の倍の厚さがあります。

そのため、乳歯より永久歯のほうが虫歯になりにくいのです。

ただし、永久歯も虫歯になりやすい状態のときがあります。

生えてから2~3年の永久歯は幼若永久歯(ようじゃくえいきゅうし)と呼ばれ、エナメル質がやわらかく、まだ石灰化が不完全な状態です。

唾液中のカルシウムやリンなどを取り込んで少しずつ永久歯は固くなっていきますが、生えてから2~3年の幼若永久歯は虫歯を発症しやすく、進行も速いため、注意してください。

なお、乳歯も虫歯の進行が速いため、注意しなければなりません。

なぜなら、歯の表面のエナメル質とその内側の象牙質が永久歯よりも薄いためです。

また、乳歯の再石灰化度が永久歯と比較して低いことも、虫歯を発症しやすい理由の1つといえます。

 

色と大きさ

 

乳歯と永久歯の色と大きさの違いは、以下のとおりです。

 乳歯:色は白に近く、永久歯より一回り小さい
 永久歯:黄みがかった色

乳歯はエナメル質が不完全であるため、永久歯よりも白っぽい傾向があります。

一方、永久歯はエナメル質が完成して半透明であるため、内側の象牙質の黄色が透けて見え、乳歯よりも黄みがかった色合いをしています。

 

まとめ

 

乳歯と永久歯の大きな違いは、3つあります。

まずは生えてくる本数で、乳歯と比較すると永久歯は本数が多いです。

歯の表面のエナメル質とその内側の象牙質を比較した場合、永久歯は乳歯の倍の厚さがあるため、乳歯よりも虫歯を発症しにくいです。

しかし、生えたばかりの永久歯は虫歯を発症しやすいため、注意してください。

大きさや色にも違いがあり、乳歯は永久歯より一回り小さく色も白に近いです。

一方、永久歯は黄色っぽい色をしています。

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