歯に付着している着色汚れを落とす場合はホワイトニングが効果的です。
しかし、ホワイトニングの効果は一度受ければいつまでも続くというわけではありません。
効果がいつまで続くのか気になる人も多いのではないでしょうか?
ホワイトニングの効果はどのくらい続くのか、施術ごとに解説します。
施術ごとの効果の持続性の違い
ホワイトニングには、歯科医院で受ける施術と自宅で行う施術、両方を併用して行う施術の3種類があります。
いずれもホワイトニングですが、効果の持続性はそれぞれ異なるのです。
歯科医院で施術を受ける方法をオフィスホワイトニングといい、一度受けるだけでも歯がかなり白くなり、効果は3ヶ月から6ヶ月ほど持続します。
歯科医院から処方された薬剤を使用して自宅で行うのがホームホワイトニングです。
ホームホワイトニングの場合、歯はゆっくりと白くなり、効果は半年から1年ほど持続します。
両方の施術を併用して行うのをデュアルホワイトニングといい、両方のメリットを発揮することができることが大きな特徴です。
効果の持続時間も1~2年と長くなります。
オフィスホワイトニングで希望する白さにしたら、ホームホワイトニングで白さをキープするという方法です。
持続性を伸ばすにはどうしたらいい?
一度白くなった歯も、時間が経つと色が戻り始めてしまいます。
そのため、「白さをできるだけ長く維持する方法が知りたい」という人も多いでしょう。
ホワイトニングの持続性を伸ばす方法として、まずはこまめに歯を磨くことで飲食物や喫煙による着色を防ぐことが挙げられます。
食事や喫煙のたびに歯を磨いていれば、着色汚れの付着を防止できますが、難しい場面もあるでしょう。
そのようなときには、うがいだけでもしておくことをおすすめします。
着色汚れになりやすい、カレーやワイン、お茶、コーヒー、その他色が濃いものを避けるようにすることでも、ホワイトニングの持続性は伸ばせるでしょう。
喫煙は歯にタールがついて黄ばみの原因となるため、禁煙することでも歯の白さを保つことができます。
また、ホワイトニング効果がある市販の歯磨き粉を使用すれば、着色汚れを抑えることができるでしょう。
さらに、歯科医院で定期的にクリーニングを受けて歯の汚れを清掃してもらうことで、着色汚れも防ぐことが可能です。
まとめ
歯を白くするためにホワイトニングを受けた場合、気になるのが「白さはいつまで続くのか」ということでしょう。
ホワイトニングの持続性は施術の種類によっても異なりますが、3ヶ月から最大で2年ほどとなります。
普段の生活で着色汚れがつかないよう気をつけていれば、持続性を伸ばすことができるでしょう。
濃い色の飲食物や喫煙などを避け、定期的にクリーニングを受けると、効果の持続性が長くなります。