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【上尾の歯医者・歯科口腔外科】スマホの使用が顎関節症につながるって本当?

スマホは世代を問わず、現代の生活における必需品です。

プライベートだけでなく、仕事で頻繫にスマホを使用しているという方も多いでしょう。

しかし、スマホの使い過ぎは身体に悪影響を及ぼすことがあり、その一例が顎関節症です。

今回はこちらの仕組みや対策などを中心に解説します。

 

スマホの使用が顎関節症につながる仕組み

 

スマホを使用するときは、無意識のうちに前傾姿勢もしくは猫背の状態になります。

また頭が前傾すると、顎の位置も前方にずれてしまいます。

特に下顎が前に出ると、上下の歯が接触しやすくなり、口周りの筋肉は必然的に緊張します。

このような緊張状態が続くと、顎関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こします。

スマホを使用しているときは、前述のように姿勢が悪くなっているという自覚がほとんどないため、非常に厄介です。

ちなみに、上記の仕組みはタブレットを使用しているときにも同じことが言えます。

 

ブルーライトが顎関節症のリスクを高めることも

 

スマホの画面からはブルーライトが発せられていますが、こちらが顎関節症のリスクを高めたり、症状を悪化させたりすることもあります。

ブルーライトは、光の中にある青色の光線です。

光は大きく分けて目に見える光、見えない光に分類されますが、ブルーライトは目に見える可視光線に含まれます。

またブルーライトは太陽光も含まれている光線のため、夜の時間帯に浴びると身体が目覚めてしまい、睡眠に悪影響を及ぼします。

不十分な睡眠は疼痛感を増加させ、筋肉の疲労を悪化させる可能性があるため、顎関節にとっては良くありません。

ちなみにブルーライトは、光が散乱して一方向に進まないため、光がちらついて眩しく感じたり、目の疲れにつながったりすることもあります。

 

スマホの使用から来る顎関節症の予防法

 

スマホの使用によって顎関節症を引き起こさないようにするには、まずスマホの使用時間を減らすことが大切です。

使用開始から15~20分程度、長くても30分程度でアラームが鳴るように設定すれば、使い過ぎを防ぐことができます。

またスマホを使用する際は背筋を伸ばして頭が前に出ない姿勢を意識し、アラームが鳴ったら背筋や顎周りのストレッチをすることも大切です。

 

まとめ

 

スマホを現代人の生活から切り離すということは、非常に難しいです。

しかし、好き放題使用していると顎関節症のリスクが高まるため、ある程度節度を持って使用することが大切です。

また使用していない時間については、背筋や顎周りの筋肉・関節のストレッチをするなど、なるべく身体をリラックスさせることを意識しましょう。

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