子どもの頃、おやつとしてアーモンドフィッシュを食べていたという方は少なくないでしょう。
また大人になって食べる機会が減ったという方も多いかと思いますが、こちらは虫歯予防にとても効果的です。
今回は、アーモンドフィッシュの虫歯予防効果を中心に解説します。
小魚の虫歯予防効果について
アーモンドフィッシュは、小魚とアーモンドが合わさった食品です。
小魚には主にカタクチイワシが使用されていますが、こちらは骨ごとすべて食べられるため、カルシウムを豊富に摂取できます。
カルシウムは、歯や骨をつくるために必要不可欠な栄養素であるため、多く摂取することで虫歯に強い歯がつくられます。
また小魚を摂取する際は、しっかり噛まなければいけません。
咀嚼の回数が増えれば増えるほど、唾液の分泌量が増加し、虫歯の原因となる食べカスやプラークを洗い流してくれます。
アーモンドの虫歯予防効果について
小魚だけでなく、アーモンドにもさまざまな虫歯予防効果があります。
まず、アーモンドはタンパク質が多く炭水化物の含有量が少ないため、虫歯菌のエサになりにくいです。
またカルシウムやマグネシウムといったミネラルが豊富であるため、摂取することで歯の表面のエナメル質を強化できます。
さらにアーモンドのタンパク質やミネラルは、小魚に含まれるカルシウムの吸収効率をアップさせてくれます。
つまり小魚とアーモンドをあわせて摂取することで、虫歯予防における相乗効果が生まれるということです。
虫歯予防としてアーモンドフィッシュを食べる際の注意点
小魚に関してはそれほど注意点がありませんが、アーモンドは食べすぎると肌荒れや吹き出物の原因になります。
こちらは脂質を多く含んでいることが理由です。
またアーモンドの食物繊維は主に不溶性であり、食べすぎると便が硬くなり、便秘や腹痛の原因になることもあります。
さらに、アーモンドに含まれるアルギニンには、ヘルペスや口内炎を引き起こすリスクがあります。
つまり、虫歯予防の一環として摂取するものにもかかわらず、口周りにおける別のトラブルを引き起こす可能性があるということです。
まとめ
アーモンドフィッシュは、小魚とアーモンドという虫歯予防につながる2つの食材を同時に摂取できる、理想的な虫歯予防のためのおやつです。
そのため、朝食前や夕食前に摂取することをおすすめします。
ただし、どれだけ虫歯予防に効果的でも、過剰に摂取するのは良くありません。
過剰摂取は全身にさまざまな異常につながるため、1日の摂取量の目安である30~40g程度を守りながら食べるようにしましょう。