特に朝食として、毎日菓子パンを食べているという方は少なくないでしょう。
菓子パンは手軽に食べられる上に、さまざまな種類があるため、忙しい朝にはとても向いています。
しかし、菓子パンは虫歯を引き起こしやすいため、注意が必要です。
今回は、菓子パンの虫歯リスクが高い理由について解説します。
砂糖の含有量が多く歯にくっつきやすい
虫歯になりやすい食べ物の主な特徴としては、砂糖の含有量が多く、なおかつ歯にくっつきやすいということが挙げられます。
残念ながら、菓子パンはこれらの条件を両方満たしています。
菓子パンの砂糖の配合率は、全体の粉量の約25~30%です。
食パンが5~6%であることを考えると、いかに菓子パンに多くの砂糖が含まれているかがわかります。
またこちらはすべてのパンに言えることですが、口内で咀嚼するとやわらかくなり、歯の隙間などに挟まりやすくなります。
そのため、ブラッシングの際に磨き残しが出やすく、虫歯を誘発します。
血糖値が急激に上昇する
菓子パンを摂取した後は、血糖値が急激に上昇します。
こちらは砂糖や小麦粉が大量に含まれているため、消化吸収が早いことが理由です。
また血糖値が急激に上昇すると、多量のインスリンが分泌され、今度は急激に血糖値が低下します。
こちらは血糖値スパイクと呼ばれるもので、低血糖時には眠気やだるさを感じます。
すると、人はまた血糖値を上げようとして、甘いものを食べたくなるというループに入ります。
つまり菓子パンを食べると、必然的に甘いものを摂取する機会が増えてしまい、虫歯ができやすくなるということです。
食欲が増進する
大量の砂糖により、食欲が増進することも、菓子パンの虫歯リスクが高い理由の一つです。
菓子パンなどの甘いものを食べると、脳内物質のドーパミンが分泌されます。
ドーパミンには一時的にやる気や元気を出し、幸福感をもたらす作用がありますが、こちらの効果はそれほど長く続きません。
またドーパミンによる幸福感が薄れると、脳はさらにドーパミンを出すために甘いものを欲します。
そのため、何度も甘いものを食べてしまい、虫歯を発症しやすくなります。
まとめ
何気なく菓子パンを食べているという方は、自身の虫歯リスクが高い状態だということを理解しておきましょう。
また菓子パンは単純に太りやすいですし、疲れやすくなったり糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞など全身疾患のリスクが高まったりすることもあります。
もし食べるのであれば、一度に2つ以上食べるのを控えたり、タンパク質や野菜とあわせて摂取したりすることが大切です。