ホワイトニングによって白くなった歯を守るにあたって、施術後の食事制限は避けては通れない道です。
またホワイトニング直後は、色の濃いものだけ避けていれば良いと思われがちですが、実際はそうとは限りません。
今回は、ホワイトニング直後に摂取すべきではない意外な食べ物について解説します。
ハチミツ
ホワイトニング直後に避けるべき意外な食べ物としては、まずハチミツが挙げられます。
ハチミツは栄養素が豊富な上に、砂糖の代わりに使用できるため、普段から愛用しているという方は多いでしょう。
しかし、ハチミツは酸性の食品です。
そのため、ホワイトニング直後のデリケートな歯とは相性が悪いです。
歯がハチミツによる刺激を受けてしまうと、せっかく白くなった部分が元に戻ったり、ダメージを受けてザラザラになってしまったりするおそれがあります。
ワサビ
ワサビについても、ホワイトニング直後は摂取しないことをおすすめします。
ワサビは緑色をしていますが、他の色が濃い食品に比べると、そこまで濃い色とは言えません。
しかしワサビには辛みがあり、こちらの刺激を受けた歯はホワイトニング効果が減少しやすいです。
また刺激の強い食品が弱っている歯に付着すると、しみたり痛んだりする原因にもなります。
ちなみに生のワサビは、刺激が強い上に粘着性があり、歯に付着しやすいです。
一方あまり機会は多くありませんが、火を通したワサビは辛みが少なく、粘着性も少なくなります。
例えばお肉にワサビを乗せて焼く場合などは、そこまで白くなった歯に影響を与えないと言えます。
きな粉
ホワイトニング直後に食べない方が良いものとしては、きな粉も挙げられます。
きな粉は薄く黄色みがかっている程度であるため、着色性食品とは言えません。
また辛みなどの刺激もありませんが、原料には大豆を使用しています。
そのため、イソフラボンによる着色のリスクがあります。
イソフラボンは、大豆やクズなどマメ科の植物に含まれるポリフェノールの一種です。
こちらは色素の沈着が起こりやすい成分であるため、色が薄くてもホワイトニング直後は摂取を控えるべきです。
まとめ
一度ホワイトニングを開始したら、しっかりと効果が出るまで何度か施術を行わなければいけません。
しかし、途中で着色につながるようなものを食べたり飲んだりすると、施術がやり直しになってしまう可能性があります。
また施術がひと段落ついた後も、歯の白さをできるだけ持続させたいのであれば、着色のリスクが高いものは意識して避けなければいけません。